ボタンとリベットを決定したのでご紹介します。
トップボタン
UNION MADE
YKKスナップファスナーがオールドボタンを再生したモデルです。
カタログによると
「2プロングタイプでも2本の爪をガイドするS字状のワイヤーを内部に設けてある、手の込んだオールドボタンを再現」
「使い古して擦れたような色や酸化色に加え、鉄錆の雰囲気をもちながら安心して使えるよう真鍮をベースに塗装で赤錆を再現」
とのこと。
出っ張っているUNION MADEの文字の部分から擦れて、塗装が剥げてくるのかな~と想像しています。
いい雰囲気になりそうですね。
先日、古着屋に行った時に店主さんに見てもらったら「YKKってこんな味のあるボタンを作ってるんだ!!やるな~」と感心していました。
リベット
UNIVERSAL刻印入りの銅製のリベット
打ち抜き式でデニムが飛び出すのがたまりません。
表側にもUNIVERSALの刻印が入っているものは、初めて見ました。
皆さんも見た事がなかったのでは!?
フラットなものよりも、こうした刻印が入っている方が、錆びなどが出てきた時に、いい表情になるはずです。
私的に、トップボタンのUNION MADEよりも期待大です。
フロントボタン
フロントボタンは、アタリの出やすい形状のものを選びました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
アタリの出やすいフロントボタンの形状
そして、このボタンのもう一つの特徴は、よくある刻印入りのタイプのものに比べて、背が高い事です。
そう!
その分、表にアタリが付きやすいという事です。
このフロントボタンは、穿いた状態では当然見えませんが、色落ちで存在を主張してくれるでしょう。
このボタン、いい仕事をしてくれそうです。
隠しリベット
バックポケットの隠しリベットには、通常、こんな感じのそれ用のリベットを使用します。
ビンテージジーンズでは、様々なリベットが使用されているようです。
リーバイス S501XX(大戦モデル) オリジナル ビンテージ アフター |hands-on 日記
リーバイス501XX(55モデル) オリジナル ビンテージ2 |hands-on 日記
リーバイス501XX(47モデル) オリジナル ビンテージ2|hands-on 日記
解体しないと分からない事ですね。
しかし、私のジーンズ「bridge」では、他の部分と同じリベットを使用します。
こんなイメージです。
※写真は1st Sample Jeansに打ったリベットで、2nd Sample Jeansには上記のUNIVERSAL刻印入りのものを使用します。
これだと、丸いタイプに比べて、バックポケットの生地を突き抜け易いかもしれません。
ボロボロになるまで穿き込んだとき、リベットの突起が顔を出す。
そんなことを想像しています。
そこまで穿き込むことは、そうそうないとは思いますが・・・。
追記
このボタン、リベットの決定にあたり、YKKスナップファスナーのスズキさんには大変お世話になりました。
サンプルの用意、色のアドバイス、形状・素材・構造の説明などなど、とても助かり、とても勉強になりました。
スズキさん、ありがとうございました。
いつか、「bridge」オリジナルボタンの相談に乗って下さい!(夢)