工場による1ウォッシュ・タンブラー乾燥の効果

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皆さんは、ジーンズを買う時、生の糊付きで買う派?1ウォッシュで買う派?

私は今まで、生の糊付きで買ってきました。

皆さんは、乾かす時、天日干し派?乾燥機派?

私は、いつも天日干しです。

つまり、わたしは1ウォッシュモデルと乾燥機を使用したジーンズに、かなり疎いです。

「bridge」は、工場にて1ウォッシュ。そしてタンブラー乾燥したものをお届けします。

疎いだけに、2nd Sample が工場による1ウォッシュ・タンブラー乾燥によって、どんな表情になるのか。
興味深々でした。
岡山で2nd Sampleが縫いあがってから、未洗いのものを、わざわざ埼玉の家に送ってもらったのは、変化をこの目で感じたかったからです。

縮み、ねじれについては、「2nd Sample Jeansの縮みチェック、シルエット確認。」で見てもらいましたね。

ここでは、私が感じた工場1ウォッシュ・タンブラー乾燥のジーンズの特徴を4点ご紹介します。
(工場のやり方だと、一般の人がするのと比べ物にならないくらい高温で処理するそうです。※追記参照)

1.生地の柔らかさ
とてもソフトです。こんな柔らかい生地を選んだ覚えはないんだけど・・・と不安になりました。
しかし、この柔らかさに関しては、あらかじめハンズオンの山口さんから聞いていました。
そして、1度水を通して天日干しすればパリッとするとも。
さっそく自分で水を通して天日干ししたら、嘘みたいにパリッと!!
不思議だな~と思いつつ、ホッとしました。

2.生地の手触り
想像以上にザラ感がでました。
高温でギュッと縮めるせいか、タテ糸の出具合が強いです。
(以下の写真でザラ感が伝わるかもしれません)

3.パッカリング
ステッチングが生み出すパッカリングが強く出てきました。

ヨークの巻き縫い部分。ウエスト部分。バックポケット。フロンポケット口。
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この表情が凄く気に入ったので、写真を沢山撮ってしまいました(笑)

4.耳のウネウネ

この波打つ表情。たまりません。
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この状態がキープされるなら、表の色落ちにも影響するでしょう。
経過を観察したいと思います。

皆さんは、この表情を見てどう感じたでしょうか?

私は、工場による1ウォッシュ・タンブラー乾燥を見直しました。
糊落としは楽しめませんが、これもアリかと。

<追記>

誤解を招くといけないので・・・。

上記は、bridgeを「高温で糊抜き洗い、高温でタンブラー乾燥」させた時に私が感じた効果です。

ハンズオンの山口さんに伺ったところ、
「1ウォッシュ・タンブラー乾燥」と言っても色々なやり方があって、それぞれにデニムの質感な変わってくるそうです。

革を痛めないには、ふわっとさせるには、軟らかい洗いざらし感を出すには、パリッとするには・・・・。

山口さんは、デニムの洗い・加工場に勤めていた経験があるので、とても詳しいです。
話を聞けば聞くほど、児島地区が持つ洗いのノウハウは凄いな~と感じます。

山口さん、いつもアドバイスありがとうございます!

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