革パッチ保護の遮光布

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3rd Sample Jeans到着しています!

今日は、2nd Sampleからの変更点の一つ。「革パッチを保護するための遮光布」についてご紹介します。

2nd Sampleでは、紙で革を覆って、革を光から保護しようと試みましたが、あまり出来が良くなかったです。
その顛末は、「革のマスキング」で詳しく解説しています。

切れる紙・・・。
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3rd Sampleでは、この点を解消する為に、遮光布を採用しています。

写真でご覧ください。

私のイメージ通りに縫い付けられています。
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さっそく遮光布を取り外してみました。
裏から、布を引き剥がすようにして、白い縫製糸にハサミを入れました。
ジーンズの縫製糸を切らないように注意深く。
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顔を出す日焼けしていないスッピンの状態の革。
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白い縫製糸が少し残りましたが、気にしません。
この糸は、水に溶ける不思議な糸なので、これ位なら一度水を通せばなくなります。
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正直、bridgeを穿いてくれる方の事を考えると、この遮光布を外す作業は面倒だと思います。

しかし、「経年変化の激しい革をなるべく無垢な状態から育ててもらいたい」という想いで、この仕様にします。

皆さんに、この作業を「穿き込む前の儀式」として楽しんで頂けると嬉しいです!

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