ジーンズが届いたら、一度、水を通して天日干しする事をおすすめします。
そうすることで、工場1ウォッシュ、タンブラー乾燥で付いた皺、畳み皺を取り除けます。
乾燥機でふわっとしていたジーンズが、天日干しでパリッとする効果もあります。
その際は、革パッチを覆った遮光布を外してください。
遮光布に関してはこちらで詳しく解説しています。「革のマスキング」
これを外すには、先のとがったハサミかカッターを使うとやりやすいです。
どんなやり方でもいいんですが、革パッチとデニム生地、縫製の糸を切らないように気を付ける必要があります。
私のやり方をご覧ください。
まずは、遮光布の角付近の白い糸を、表から切ります。
永遠とこの作業を続ければ、どこも傷つけず外せますが、なかなか大変な作業になるので
10目ほど切ったら、角を手でめくります。
少し引っ張り気味にすると、白い糸が出るのでパツパツ切っていきます。
※この際、くれぐれも革、生地、ジーンズの縫製糸を傷つけないように気をつけて下さい。
ここまで行ったら、遮光布を引っ張ればブチブチっと外せます。
この白い糸は水に溶ける糸なので、細かく残ってしまっても洗えば消えます。
この後、革をどう育てるかは皆さん次第です。
私ならこんな流れで穿き込みをスタートさせます。
- 遮光布を外す(傷つけないように慎重に)
- 2~3日日光浴させる(無垢な革を強くする)
- 革の表面を布でこする(脂を浮き上がらせコーティング効果アップ)
- ジーンズを裏返して軽く水洗い(皺取り)
- 皺をよ~く伸ばして天日干し(パリッとさせる)
革に関しては、こちらも参考にしてみて下さい。
「革の日光浴・20日後」「革の厚みを1ミリにして、こすってみた。」
bridgeの育て方は、皆さんの自由です。
煮るなり焼くなり、なんなりと(笑)
皆さんが穿き込んだbridgeを見て、どんな風に育てたのか想像するのも楽しみです。