生地のムラ感、タテ落ち感をみる為に加工実験をしました。
やり方は、加工もこなすリペア屋さんのhands-on 山口さんに教わりました。
注意する点は、あくまで加工なので、実際に穿き込んだ色落ちとは異なること。
ただし、生地の特徴を見るいい参考になりそうなのでやってみました。
それでは写真をご覧ください。
上左A、上右B、二段目左C、二段目右D・・・。
横方向にアタリが出てしまっています。
山口さんに伺ったところ、加工では、こういう事があるそうです。
私の経験上、実際に穿き込んで、これだけ横に出る事はほとんどありません。
私が考えるに、non washの生地に加工をしたのが影響しているのでは?
水を通すと生地がギュッと縮んで、タテ糸が出てきますから。
ヨコは無視してタテ落ち感を、それぞれ見ていきましょう。
A
全体に広がった、キレイなタテ落ち感。
12オンスとあって、細いタテ糸が、キレイに出ています。
D
タテ糸のムラ感が強いです。
タテにスジが出るというより、全体的にタテ糸が、点でポツポツ出ている感じ。
E
生地が小さ過ぎて分かりづらい・・・。
フラット気味に感じます。
G
広範囲にタテ落ちが出ていますが、タテ糸のムラが少ないのでイヤみはないです。
クローズアップ
だいぶ、各生地の個性が出ましたね。
この実験、やってみて良かったです。
皆さんは、どのタテ落ち感がお気に入りでしょうか?