革の着用テスト・3

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まずは、ここまでのテストの流れを確認するために、以前の記事をご覧ください。ぜひ!
革の着用テスト
革の着用テスト・2

レポート初回は洗濯4回。レポート第二回は洗濯10回。

そして今回は洗濯30回です。

どれだけ変化したのでしょう!?

結果をご覧ください。

ミネルバ リスシオ
091901
色味の変化は、やはり凄いですね。
赤っぽく変化してきました。
ここまで洗いこんでも艶っぽさが残っているのは、脂分を多く含んだ革だからでしょう。
写真では伝わらないですが、洗うにつれて硬さがでてきました。
もう少し、しなやかな方がいいかも・・・。

ベルギー産ヌメ
091902
この革も色の変化が激しいです。
少し、くすんできた感じです。
ミネルバ同様、洗いこんでも艶っぽさが残っています。
ミネルバほど硬くならず、軟らかさを保っています。

バッファロー
091903
もともと赤っぽかった色が、少し抜けてきた感じ。
表面はパサパサ。乾燥した感じです。

皆さんならどの革にしますか?

私の考えでは、
バッファローはボツ。シボ感はいいんですがパサツキ感が気に入りません。
ベルギー産ヌメは、かなり良い。色の変化、艶、軟らかさと、とてもバランスが良いのですが、表情がノッペリなのが残念。
ミネルバ リスシオがベスト。この変化の幅の広さ、艶感、豊かな表情(擦れる部分擦れない部分に違いが出る)は最高です。
ただし、硬さが気になります。

というわけで、今後はミネルバ リスシオ採用の方向で、進めていきます。

気になる硬さをクリアーするために、1.6ミリあった厚さを1ミリに漉いて、さらに着用テストを続けてみます。

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