Wataさんのbridge 1stの色落ちをご紹介します。
あえてオーバーサイズで穿き込まれていて、モモの下がりヒゲ、膝裏のハチの巣の入り方が、とてもヴィンテージっぽいです。
1st modelは、現行品の2nd CRと同じで、腰とモモ周りにゆとりのあるシルエットです。「2nd CRをゆったり穿くと、こんな色落ちになるんだ」という、いい参考になると思います。
それでは、見ていきましょう。
全体像
後ろ
膝裏のざっくり出たハチの巣。腰の脇に出ているヒゲもいい雰囲気です。
前
オーバーサイズなので、腰回りの皺はぼやけていますが、その代わりにモモの下がりヒゲがシャープに出ています。
ヴィンテージのXXっぽいヒゲの出方ですね。
クローズアップ
コインポケット
たばこを吸われる方です。タテ糸の色落ちから、生地を横に取っているのがハッキリわかります。
耳
自然な耳のアタリが出ています。脚のねじれも伝わってきます。
お尻
ジーンズの顔とも言えるお尻。Wさんのbridge 1st、各部分のパッカリングがしっかり出ていて、いい面構えに育っています。
ピスネーム
ちょっと出気味のピスネーム。これは、1stならではです。2nd以降は修正して、もう少し引っ込めています。
隠しリベット部分
ダメージが出始めています。
飾りステッチ
切れてきた飾りステッチ。糸の跡に残るインディゴブルーが好きです。
摩擦によってじわじわ切れる過程は、趣があります。
革パッチ
乾いた質感です。着用者の育て方によって、様々な表情が出るので、見ていて楽しいです。
膝裏
ざっくり出たハチの巣。
モモ
凄く綺麗な下がりヒゲが出ています。
色落ちした部分と濃い部分ののコントラストはもちろんのこと、その周りのインディゴブルーのグラデーションに惹かれます。濃い薄いの両極端ではない、とでも言いましょうか。
インシーム
インシームに沿った色落ちに少し立体感があります。現行の2nd CRでは、より立体感が出るように、縫製仕様をアップデートしてあります。
フロントボタン部分
ジッパーではなくボタンなのが、色落ちで一目瞭然です。
生地感
このbridgeを見て、あらためて、いい生地だな~と感じました。美しいブルーに、ランダムなタテ落ち感。
最後に
bridgeをがっちり穿き込んでいただき、ありがとうございます。
寝間着効果も感じます(笑)
少しダボット穿いているスタイル、Wataさんによく似合っていました。
新しい職場でも、ジーンズの魅力を広げていってくださいね!
これからも引き続き、お付き合い、お願いいたします。
来年の稲妻は・・・(^_-)
shingo