岡山に送っていた「bridge」の2nd Sample Jeansが帰ってきました。
送った目的は、ジーンズの1ウォッシュによる縮みの確認です。
詳しくは、前回の記事:2nd Sample Jeansの縮みチェック(準備)をご覧ください。
では、結果を見てみましょう。
そして、工場にて1ウオッシュしたものを重ねてみました。
ガッチリ縮みましたね。
特にタテ方向。まるでスソ上げしたように見えます。
ねじれ具合はどうなったでしょうか?
青い線が未洗いのミミのライン。
赤い線が1ウオッシュのミミのラインです。
未洗いの状態からねじれていましたが、1ウオッシュで更に(少しですが)ねじれました。
いい感じ!!!
文句なしに合格です。
シルエットのベースにした、私がデッドストックから穿き込んだリーバイス501XXヴィンテージと比較してみましょう。
私の501XXのディテール、年代考察は、ハンズオンさんが詳しく解説しているのでご覧ください。
とても参考になります。
リーバイス501XX(ギャラ無し紙パッチ) denimba穿き込みモデル オリジナルビンテージ
全体像。
「XXっぽさ」をきちんと残しつつ、穿いた時に足のラインがキレイに出るように心がけました。
股上、ワタリ(モモの付け根)のゆとりは残しました。
ここをいじると「XXっぽさ」が無くなると考えて。
バックポケットの位置を少しだけ上げています。
横から見た時にポケットが高い位置にあるほうがスッキリ見えます。(あくまで私の感覚ですが・・・)
※飾りステッチは変更します。
モモからヒザ裏にかけて。
お尻のとんがりからヒザ裏にかけてのテーパーに注目。
bridgeの方が少しテーパーがきつくて、少し細いです。
ヒザ裏からスソにかけて。
スソまでじわじわ細くなっています。
ヒザ下がストレートのジーンズが多いとは思いますが、「bridge」はスソまで緩やかにテーパーしています。
XXとの違いが伝わったでしょうか?
平置きだと違いが僅かですが、穿いてみると全然違います。
今度は、着用画像を撮って、皆さんに見ていただきたいです!