K.Tさんからご注文をいただいているbridge S Antique<セミオーダー>では、作業しながら写真を撮ってみました。
ここまで2回に渡って<裁断~前身完成><後ろ身の完成まで>をご紹介してきました。
今回は、<筒状にするまで>をご覧ください。
インシームを合わせる
まずは、インシーム(内股)を縫い合わせます。
普通、ロックミシンを使って生地端をかがって解れ止めをするのですが、bridge S Antique では、切りっぱなしです。
上の写真で、生地端に紺色のステッチが走っているのに気が付いたでしょうか?実は、過度の解れを防ぐために、隠しステッチが入れてあります。
インシームを合わせたら
表に返して、段差の際を縫っていきます。
インシームの完成です。
アウトシームを合わせる
アウトシームの耳を揃えて縫い合わせます。
生地端に定規を当てずに、一気に縫ってしまいます。あえて丁寧にやらずに。自然と耳幅に歪みが出ます。
縫い合わさったら表に返して、腰の横部分を上からステッチ。
筒状に
以上の行程で、前身と後ろ身が合わさって、脚を通す筒が出来ました。
ここまで来ると、急にパンツっぽさがでてきますね。
以上、「K.Tさんのbridge S Antique のメイキング<筒状にするまで>」でした。
次回は、ウエスト帯入れから、バックシンチ付け、リベット打ち、完成までご紹介したいと思います。
お楽しみに!
メイキング記事リンク
K.Tさんのbridge S Antique のメイキング1.<裁断~前身完成>
K.Tさんのbridge S Antique のメイキング2.<後ろ身の完成まで>
K.Tさんのbridge S Antique のメイキング3.<筒状にするまで>
K.Tさんのbridge S Antique のメイキング4.<ウエスト帯付け~完成まで>