bridge 05 /DB19は、DB19デニムで作ったbridge 05(レギュラーストレート)モデルです。
<概要>
- 価格:23000円(税別)
- シルエット:レギュラーストレート
- サイズ:W26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,38,40
- 生地:DB19デニム(12.72オンス)
- 仕様:革パッチ、レーヨンタブ、ボタンフライ、打ち抜きリベット、隠しリベット、綿糸での縫製など
- 縫製:Double Volante(ダブルボランチ)さん
シルエット、サイズ
全体写真
程よくフィットする腰まわり、ワタリからヒザにかけての適度なゆとり。
腰ヒゲ、下がりヒゲがバランス良く出るシルエットです。
シルエットの比較
サイズチャート
仕様
DB19デニム
ヴィンテージのデニムを見たり、触ったり、穿いて感じる事は、糸自体の質の悪さ。
ポツポツ綿が弾けていて、現代の洗練された糸にはない、荒っぽさ、粗野な感じがあります。
そのくせ、年代によっては、染めばかりしっかりしていて、色がやたらと濃い。
こんな特徴をおさえて、オリジナルで作ったデニムがDB19デニムです。
ヴィンテージそのものか、と言うとまた違うと思いますが、いい質感です。
穿き心地は、かなりソフト。フワッとしています。
耳部分は、ヴィンテージ同様に最後まで右綾。
色糸は薄いピンクの綿糸で、インディゴの際に通しました。
”最後まで右綾”がよく分からない方は、次の写真をご覧ください。
左の耳は、綾目が変わっています。右の耳は、最後まで右綾です。
織る際は、やや弱テンションで。ヨコ糸とのバランスの取り具合は、現場の職人さんにお任せしました。
結果、絶妙な織り具合に。
綾目の乱れが少ないのが、かえってリアル。
明るい窓際で撮影してみました。未洗いの状態です。(ちょっと青く写っています。)
キバタのデニムなので、洗い後はこの通り、ねじれが出ます。
色落ち初期は、”タテ落ち”と言うより”点落ち””
穿き込んでいくと、もう少しタテ落ち感が出てくると思います。
革パッチ
イタリア産の高級皮革「ミネルバリスシオ」を使用。色はイエロー。
本来、財布やバックなどの革製品に使われるものですが、ジーンズに縫いつけると、独自なエイジングを楽しめます。
経年変化が激しいので、日光や傷から守る為、遮光布で覆います。
なるべく無垢な状態でお届けするので、エイジングを存分に楽しんでください。
トップボタン
鉄素材で作ったオリジナルボタンです。
表面に薄くニスをかけてあるので、すぐには錆びませんが、剥げた部分から錆びてくるでしょう。
<錆が出始めた例>
フロントボタン
ボタンフライ仕様です。
穿き込んだ際に、表にアタリが出やすい形状のボタン。すり鉢状で背が高いです。
<フロントボタンのアタリ例>
飾りステッチ
橋をイメージした飾りステッチは、綿糸の2色使いで。かなり洗い込むと、色が抜けて2色の差がなくなってきます。
また、飾りステッチのピッチを細かくする事で、切れにくくしています。
デニムが色落ちする前には、なるべく切れないように。切れる頃にはデニムが色落ちしてるので、跡が残る仕掛けです。
<ステッチ跡が残った例>
隠しリベット部分
隠しリベットを打っています。
表に隠しリベットのアタリが出やすいように、リベットを打つ位置、バックポケットの縫製・折り込み方を工夫しています。
レーヨンタブ
レーヨン素材の白タブ(ピスネーム)が、バックポケットに付きます。bridgeの文字入り。洗うと、丸まったり折れたりしてきます。
<洗い後の例>
リベット
銅色の打ち抜きリベットです。最初はピカピカですが、経年変化で色がくすんできます。
ベルトループ
幅が広めで中盛り仕様。
ヨークと尻合わせ
バックヨークと尻合わせのステッチも2色使い。
洗い込むにつれて、色が抜けていき、色の違いがなくなっていきます。
デニムだけではなく、糸の色落ちもお楽しみください。
コインポケット
コインポケット口に耳を使っています。耳のチョイ見せ仕様。
小股
小股の負荷がかかる部分は、太い糸で縫製。更にステッチを重ねて強度を確保しています。このジーンズの縫製担当、Double Volanteさんの縫い方です。
スレキ
茶色い綿カスが点在する白いスレキにDENIM-BASEネーム
ポケット口
ピッチを細かめにして強度アップを狙っています。
腰脇
太い糸で力強い印象に。
縫製
縫製は、沖縄のDouble Volante(ダブルボランチ)さんにお願いしています。
職人の國吉さんが、一人でたくさんのミシンを駆使してジーンズを1本縫い上げるという、なんとも贅沢なもの作りです。