denim bridge

ジーンズを育てる楽しみを味わってください!

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新生地(02生地)

※生地に番号を付けました。詳しくはこちらをご参照ください。「bridge jeansの品番を「モデル名 / 生地番」とします。

denim bridgeの立ち上げ当初から一貫して使い続けている生地(01生地)がこちら。

タテ糸7番・ヨコ糸7番を弱テンションで打ち込んだ

  • 13.5オンス
  • のデニムで、伸縮性があり、しなやかで、私の大好きなパッカリングが出やすい生地です。独自なザラ感も特徴の一つです。
    色味は、くすみのない冴えたブルー。洗い込んでも褪せた感じではなく美しい青さが残ります。
    この生地を気に入ってリピートするお客さんが多いです。

    これに対して、新しい生地(02生地)がこちら。
    IMG_9993

    並べて見ます。上が新生地(02生地)、下が現行生地(01生地)
    IMG_9995
    この写真だけだと一見、あまり違いを感じない、という方が多いと思います。その感覚は正しいです。なぜならどちらも、タテ糸7番・ヨコ糸7番を打ち込んだデニムだからです。

    表からも見てみましょう。左が新生地(02生地)、右が現行生地(01生地)です。
    色味の違いが分かるでしょうか?



    写真でうまく色味をとらえていないので難しかったかもしれませんが、新生地(02生地)の方が濃いブルーに見えます。
    濃く見える要因は2つ。

    1つ目は、タテ糸の染めが濃いから。
    染めが濃いから濃いブルーに見える。そのままですね。
    また、糸の断面をルーペで覗いてみると、色が糸の芯に向かって”深く”入っているのも確認しました。濃い薄いではなく”深く”です。これは、穿き込んでいく過程で白地が出てくるタイミングが遅い、と予想できますね。色落ちに関して、「しぶとい生地」と言われるようなタイプでしょう。

    2つ目は、以下の写真で見ていきましょう。左が新生地(02生地)、右が現行生地(02生地)です。

    bridgeのサイトを見てくれるような方はデニム通が多いので、感覚的に違う生地というのはすぐに分るでしょう。
    では、糸自体の染め以外に何が違うのか?

    今度は、ヨコ糸の見え具合に注意して見てみてください。インディゴブルーのタテ糸の間から見える白いヨコ糸です。左が新生地(02生地)、右が現行生地(01生地)



    そうなんです!左の新生地の方がヨコ糸が見えない。

    もっと寄って見てみましょう。
    現行生地(01生地)↓

    新生地(02生地)↓

    ハッキリ違いが分かりますね。

    まとめると

    新生地の色が濃く見える要因2つは、
    1.タテ糸の染めが濃いから
    2.白いヨコ糸が目立たないから

    ではなぜ、新生地の方がヨコ糸が目立たないのでしょうか?タテ糸・ヨコの太さは同じなのに
    この点が最大のキモです。

    答えは、高密度に打ち込んでいるから。実際に単位長さあたりの打ち込み本数を数えましたが、かなり多いです。
    結果、現行生地(13.5オンス)と同じ太さのタテ糸・ヨコ糸でありながら、新生地は14オンスあります。
    目が詰まっている分、ハリ、コシがあって、穿いた感じは14オンス以上に感じます。

    私は今まで、糸を太くしてオンスを上げている生地はたくさん見てきました。打ち込む糸を太くするのはごく自然な考えです。市場にたくさん存在するのも頷けます。

    これに対して、細い糸のまま打ち込みを多くするとどんな特徴が出てくるでしょうか。考察してみます。

    考察1.タテ落ちに繊細さが残る
    タテ糸が細い分、ゴリゴリのタテ落ちではなく、荒々しさが控え目になると予想します。

    考察2.生地表面がフラットな質感に
    打ち込みが多く詰まっているので、表面がフラットな質感に。
    触った時のザラ感は、織りによるものではなくて、糸そのもののムラ具合に依存。これは上記「予想1.タテ落ちに繊細さが残る」にも繋がってきます。

    また、フラットな生地の特徴として、頻繁にこすれるところだけ色落ちしていく点があります。
    これは反対にムラの強い生地の色落ちを見ると理解できます。そのムラゆえ、タテ糸がボコボコ出て、ちょっとした摩擦でも色落ちしやすいんです。この為、全体的に白っぽい印象になります。参照:鬼デニム、青鬼の色落ち

    考察3.綾目が美しい
    きっちり織られているので、綾目が美しいです。

    ヴィンテージジーンズを見て綾目が立っていると表現する人がいますが、確かに目が詰まっていて綾目が美しく感じます。
    丈夫な生地を作ろう、という時代背景を考えても、織る際にしっかり打ち込むのは自然ですね。
    私が穿いているリサイズしたリーバイスのXX(革パッチ・両面)も打ち込みが多くて、綺麗な綾目をしています。

    考察4.ハリ・コシがでる。
    例えば同じ14オンスでも、太い糸で織ったデニムと細い糸で織ったデニムでは、どんな違いが出てくるのでしょうか?

    細い糸でオンスを出すには、より高密度で織る必要があります。目の詰まった生地には、よりハリ・コシが生まれます。

    厚みに注目すると、細い糸で織った方が薄くなります。
    分厚いデニムより、薄いデニムの方がシャープな穿き皺が入ります。(ヘビーオンスは大味なヒゲが出ますよね。)

    厚みが薄いけどオンスがあるので、ハリ・コシがあって、シャープなヒゲが定着しやすい。
    かつ、染めが濃く、こすれない部分は色落ちしにくい。

    なんだか、ワクワクしませんか(笑)

    パッカリングや冴えたブルー、穿いた時のしなやかさ、表面のザラ感を楽しむなら現行の13.5オンスのデニム。

    バキバキに濃淡のあるヒゲを出したいなら新生地の14オンス。

    bridge jeansの楽しみ方が増えますね。

    13.5オンスの生地を採用した時は、実際に穿き込んだ結果を確認してから製品化しました。
    今回の14オンスの新生地では、あえてここまでやらずに、皆さんの穿き込み経過・色落ちを見て楽しませていただきます。
    洗いテスト、縮率確認、ジーンズにして穿いた時のネジレ・穿き心地など、最低限のチェックは済ませているのでご心配なく。

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