bridge 04Sについて解説します。
- 04シルエット(テーパード)
- Sは、denim bridge運営者のShingo自身が縫製
bridge 04Sの概要
- 価格:25000円+税
- シルエット:テーパード
- サイズ:W26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,38,40
- Non wash(未洗い状態)での販売
- 縫製:Shingo( denim bridge運営者 )
- 仕様:キバタのセルビッチデニム、革パッチ、レーヨンタブ、ボタンフライ、打ち抜きリベット、隠しリベット等
bridge 04Sの詳細
04シルエット(テーパード)
細身のシルエットでスッキリ穿きたいんだけど、細いジーンズは、お尻とモモがきつくてしんどい・・・。私が小尻だったらよかったのに。
こんな私でも無理せずきれい目に穿けるのが、この04シルエット(テーパード)です。
ワタリから裾にかけて脚のラインに沿うようにテーパードしているので、見た目がスッキリ。
しかし、お尻回り(股上、ヒップ)が小さ過ぎないのでリラックスして穿けます。
04シルエット(テーパード)の洗い後予想サイズチャート
製品は未洗い状態での販売ですが、サイズ選びのために、洗い後の予想値をサイズチャートにしました。
※サイズの測り方を必ずご確認ください。
「bridge jeansのサイズの測り方」
注意点:
・下記の数値は、洗濯・天日干し後の予想値です。乾燥機を使う場合は、下記より少し縮みます。
・「bridge」は、キバタと言われる、とても縮率の不安定な生地で作られている為、下記の数字は、おおよその数値です。「約~センチ」とお考えください。
サイズ | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 38 | 40 |
ウエスト | 66 | 68.5 | 71 | 73.5 | 76 | 78.5 | 81 | 83.5 | 86 | 88.5 | 91 | 96 | 101 |
前股上 | 27 | 27.5 | 28 | 28.5 | 29 | 29.5 | 30 | 30.5 | 31 | 31.5 | 32 | 33 | 34 |
後ろ股上 | 32 | 32.5 | 33 | 33.5 | 34 | 34.5 | 35 | 35.5 | 36 | 36.5 | 37 | 38 | 39 |
ワタリ | 27.3 | 27.9 | 28.5 | 29.1 | 29.7 | 30.3 | 30.9 | 31.5 | 32.1 | 32.7 | 33.3 | 34.5 | 35.7 |
ヒザ | 18.5 | 18.9 | 19.3 | 19.7 | 20.1 | 20.5 | 20.9 | 21.3 | 21.7 | 22.1 | 22.5 | 22.9 | 22.9 |
スソ | 16 | 16.3 | 16.6 | 16.9 | 17.2 | 17.5 | 17.8 | 18.1 | 18.4 | 18.7 | 19 | 19 | 19 |
股下 | 85 | 85 | 85 | 85 | 85 | 85 | 85 | 85 | 85 | 85 | 85 | 85 | 85 |
以下のリンク先でサイズの測り方を詳しく解説しています。必ずご確認ください。
製作環境
ジーンズの品番に”S”が付くモデルは、denim bridge運営者(Shingo)自身で縫っています。
場所は、2018年10月にオープンした活動拠点「DENIM-BASE」
原反を裁断し、縫製、仕上げまで全てここでやっています。
製作過程の例は、こちらにまとめているのでご覧ください。
製作のこだわり
ジーンズが色落ちしていった時、いかに立体感のある表情にするのか。
糸の選定からミシンの調整、テンション、手加減に至るまで、全てに留意して製作しています。
<巻き縫い部分>
パッカリングが出るように
<インシーム>
立体感が出るように
<アウトシーム>
縫製糸のアタリを出す
<隠しリベット部分>
表に隠しリベットのアタリが出やすいように
フロントボタンのアタリ
ボタンフライ仕様です。
穿き込んだ際に、表にアタリが出やすい形状のボタン。すり鉢状で背が高いです。
ベルトループ
幅が広めで中盛り仕様。
<色落ち例>
ベルトループだけは、専用ミシンがない為、ダブルボランチさんに作っていただいています。
コインポケット
コインポケット口に耳を使っています。耳のチョイ見せ仕様。
<耳のアタリ例>
バックポケットの外周ステッチ
フリーハンドで軽くカーブさせて縫っています。
縫うピッチを広めにしてパッカリングが潰れないようにしています。
参考までに、マイクロピッチでパッカリングが潰れた例をご覧ください。
外周ステッチには、更にこだわりがあります。
角に注目してください。
糸が切れてポケットがめくれがちなこの部分は、ピッチを細かくすることで強度を上げています。
途中でピッチを変えるのは手間がかかるのですが、全体のパッカリングは出しつつ丈夫に、という欲張り仕様にしています。これを工場に頼んだら断られるでしょう。
負荷のかかるバックポケット口の脇も同様に細かいピッチで。
返し縫いで更に強度アップ。
小股
太番手の糸で強度を持たせる。
ヒヨクのとんがりステッチ
ヒヨクとは、ボタンホールが空いているパーツです。
ヒヨクを留めるのに私は、縫い下りて、そのまま縫い上げます。
そうすると、こんな感じでとんがりステッチになります。
太番手の小股ステッチと、とんがりヒヨクステッチの組み合わせ。
良い感じだと思います。
腰脇のステッチ
太い糸で力強い印象に。
縫い終わりは返し縫いをせずに、裏側で縛ってほつれ止めをしています。
見た目がきれい。
経年変化を楽しむ仕掛け
革パッチ
イタリア産の高級皮革「ミネルバリスシオ」を使用。色はイエロー。
本来、財布やバックなどの革製品に使われるものですが、ジーンズに縫いつけると、独自なエイジングを楽しめます。
経年変化が激しい革なので、日光や傷から守る為、遮光布で覆っています。
なるべく無垢な状態でお届けするので、遮光布をはがした瞬間からエイジングをお楽しみください。
<革パッチのエイジング例>
革パッチに関して詳しく知りたい方は、古い記事ですが以下のリンク先の”ポイント1.「革パッチのエイジング」”項が参考になります。
トップボタン
鉄素材で作ったオリジナルボタンです。
表面に薄くニスをかけてあるので、すぐには錆びませんが、剥げた部分から錆びてくるでしょう。
<錆が出始めた例>
ステッチ
デニムだけではなくステッチの色落ちも楽しめるように、ほとんどの部分を綿糸で縫製しています。
橋をイメージした飾りステッチは、綿糸の2色使いで。洗い込んでくると、色が抜けて2色の差がなくなってきます。
<色が抜けて色の違いが分からなくなった例>
巻き縫い部分も2色使いです。
糸抜けの跡
飾りステッチのピッチを細かくする事で、切れにくくしています。
デニムが色落ちするまでは、なるべく切れないように。
切れる頃にはデニムが色落ちしてるので、ステッチの跡が残る仕掛けです。
<ステッチ跡が残った例>
レーヨンタブ
レーヨン素材の白タブ(ピスネーム)が、バックポケットに付きます。bridgeの文字入り。
洗うと、丸まったり折れたりしてきます。
<洗い後の例>
リベット
銅色の打ち抜きリベットです。
最初はピカピカですが、経年変化で色がくすんできます。
bridge 04Sの販売
下北沢のBEARS’(ベアーズ)さんで、01デニム(13.5オンス)で作ったbridge 04S /01デニムの取り扱いがあります。
革パッチがBEARS’さん限定のデザインになっているのでおすすめです。
詳しくはこちら。
違うデニムをご希望の方は受注生産も可能です。
Custom bridgeをご利用ください。