足を開く際に大きな力がかかる部分。かつ、歩くと常に内股同士で擦れる部分。
ここには、太い糸で地縫い(縫い合わせる縫製)を2回するのが、私のこだわりです。
まずは6番糸で1回目の縫い合わせ
続いて更に太い糸の0番糸で縫い合わせ
続いてロック縫い(生地の端をかがる縫い)
続いて表に返して環縫い(チェーンステッチ)
※環縫いは、ほつれ易いですが、アタリの出かたを考慮して環縫いにしています。このステッチが切れても、上記の2回の地縫いがあるので、構造的な強度に問題はありません。
最後にカン止め
手間を惜しまず最高の物を